先日マドリッドのオペラ座でプラシド・ドミンゴが監督を勤めたプッチーニの「蝶々夫人」が
上演されその模様をライブでオペラ座の正面玄関(プラサ・デ・オリエンテ側)に設置された
スクリーンで鑑賞できるというイベントがありました。外で見るのはもちろんタダ。
夏にはこのようなイベントが各地で開催される。プラサ・デ・オリエンテと王宮の間の
スペースには別のステージが設置されて「Veranos de la Villa07」と題して
夏の間クラッシックやジャズなどのコンサートが開かれます。
この日はクラシックのコンサートをやってました。
連日、日中35度を越える猛暑だが、夕方(といっても9時くらい)はずいぶんと涼しくなって
夕涼みがてらイベントを見て歩くのが楽しいのです。
プラサ・デ・オリエンテは9時50分からの「蝶々夫人」の公演を待つ老若男女で一杯。
正面がオペラ座。巨大スクリーンと宣伝には銘打ってあったけど、実は小さい・・・
そんななか結婚式の写真撮影に遭遇。
前のほうには申し訳ないほどの椅子が並べてあるのですが、暢気にぎりぎりに行った者にはそういうところに座れるわけもなく、やむなく地べたに座ることに。まあ50人くらいは座っていたかな。だけど「自分だけなら」って人間はどこにでも居るもので空いた隙間に立って鑑賞し始める人たちの壁で画面はふさがれてしまいました。
赤いタンクトップの女の子の左肩の奥に見えるのがスクリーン。
公演が始まるとこの人垣は増える一方。座ってる人たちにも諦めてここを離れる人たちが
出てきて結局私たちも諦めてほかに移ることにしました。聴いてるのも良いけどせっかく画面が
あるのに見れないのがつらい・・・。
そのときには座ってみる場所もなく、やむなくたって見ることに。
日本ゆかりのお題目「蝶々夫人」
衣装が凄かったです。
内容をあまり把握してなかったのと、めがねを持っていくのを忘れて字幕が読めなかった事で内容はおいといて、美しいソプラノとテナーを堪能。
オペラのこともあまり詳しくないので詳細を省きます。
ソプラノ殺しとも言われるこのソプラノ(蝶々さん)を演じたのは
チリ人の
クリスティーナ・ガジャルド・ドマス。
テノール(ピンカートン)はアメリカ人の
カール・タナー。
次の土曜日はプラシド・ドミンゴのリサイタルが同じようにスクリーンにてライブ上映されるんです。また行ってみようっと。
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- 2007/07/16(月) 18:12:39|
- monólogo|
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